長崎市出島町の歯医者さん きだか歯科医院の院長コラム

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◆虫歯や歯周病◆
皆さんは、虫歯や歯周病が歯科治療で治癒するとお思いでしょうか。

一度虫歯になって削って詰めたり、かぶせた歯は、必ず再治療が必要になる事は意外と知られていません。
ある学術論文によると、かぶせ物や詰め物は平均すると5~10年程度で悪くなり、再治療が必要になると述べられています。
ある有名な歯科医師も「もって15年ぐらい」等と述べています。
つまり、一度削られた歯は、その後もずっと削られ続ける運命を背負う事になるのです。
当院を含め多くの歯科医院では、大人の虫歯治療の8割以上は昔治療された歯の再治療というのが現実なのです。
歯医者さんがこんな事を言うのもなんですが、必要が無ければ、歯は治療しないほうが長くもてるのです。(歯周病は違います。) 
初期の虫歯やゆっくり進行した虫歯は、できるだけ削らずに予防処置を行います。
例えば、奥歯の溝の部分に着色のみか小さな虫歯がある場合等は削らずに、進行予防のための処置を行います。
しかし、治療が必要な歯は早急に処置が必要で、削るか否かその見極めが重要です。
そのためには、定期的な来院と予防処置が必要な事は言うまでもありません。

歯周病はどうでしょうか。
歯周病とは、いろいろな原因で歯を支えている骨(歯槽骨)が徐々に溶けてなくなっていく病気です。
一旦溶けてなくなった骨は、特殊な治療法(再生療法)以外、多くの場合元に戻る事はほとんどありません。
つまり、完全に治癒するという事は無いのです。
しかし、その進行を遅くしたり、進行しないようにすることは可能です。
歯周病の発症や、増悪にはいくつかに因子が関連しています。
何が原因で悪くなっているのか、そのためには何が必要なのか、的確な診断と治療が必要になります。

当院では、歯周病初期治療やPMTC(歯のクリーニング)、必要があれば歯周外科的治療、そして定期的なメインテナンスを行って、少しでも長く歯を残せるように努めています。

◆インプラントや審美歯科◆
巷では、歯科治療のトレンドはインプラントと審美歯科等と言われています。
当院でももちろんインプラントや、ホワイトニングを含め審美歯科治療も行います。
しかし、インプラントといえども、これも所詮、入れ歯なのです。
私どもは、少しでも歯を長く持たせられる様に、なるべく入れ歯にならずにすむ様に、虫歯にならないように、歯周病にならないように、予防に重点を置いた治療を心がけています。

◆インフォームドコンセント◆
治療前には、十分な説明を行っております。

自分で言うのもおこがましいのですが、患者さんからは、よく説明してくれる、よく話す先生だと言われます。
なるべく解りやすくご説明いたしますが、解らないことがございましたら、院長・スタッフに遠慮なくお聞きください。
私も説明するのは大好きです。
ただ、患者さんの予約状況や、急患等により説明時間が無く、十分な説明ができない場合もございます。
ご迷惑をおかけする場合もございますが、何卒ご了承ください。
必ず説明する時間を確保いたします。

◆歯医者さんって忙しいのです・・・。◆
日本の歯医者さんって意外と忙しいのです。

当医院でも、スタッフ・院長共々ぱたぱた忙しくし動き回っている事がよくあります。
なぜだかご存知ですか?  
もっとゆっくり余裕を持って診療すればよいのにと、思われるのではないでしょうか。
皆さん歯科は診療代が高いと思われるかもしれませんが、そんなことはないのです。
例えば、神経をとったりする根の治療などは、かなり神経を使う上に時間もかかります。
それなのに保険で決められている診療報酬はかなり低額で、アメリカなどの約10分の1程度にすぎません。(アメリカが高すぎるのかもしれませんが)  
ドクターとスタッフがほぼ付きっきりで、高価な機械・器具や薬品を使うのに、低額な報酬ではゆっくり時間をかけたくてもできないという現実があるのです。
日本の歯医者さんは、馬車馬のように働き続けなければならないのです。
ある税理士さんによれば、中小企業の社長さんで一番忙しいのは歯医者さんだとか。
その上、その税理士さんがある会社の社長さんに「うちの会社の今後はどうでしょうか」と聞かれた時に、「歯医者さんぐらい頑張れば、成功しますよ」と答えているそうです。
陣頭指揮にあたり、なおかつ自分自身が兵隊さんとなって働くわけですから、歯科医師は大変です。
私も説明好きなので、ついつい話に熱中してしまうことがたまにあります。
待合室に何人も患者さんを待たせたまま・・・。
そんな事もありますので、何卒お許しください。

こんな“きだか歯科医院”ですが、末永くお付き合いできるような皆様のホームドクターを目指しております。